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http://www.cinemart.co.jp/theater/roppongi/nakagawa/
生きてゐる中川信夫 没後25周年中川信夫レトロスペクティヴ
2009/8/29-9/25にて上映

宇田川幸洋(映画評論家)
シネマート六本木の〈生きてゐる中川信夫 没後25周年中川信夫レトロスペクティヴ〉で見た。今回がはじめて。これを見る前々日のトークショーで、中川信夫の弟子で師の没後、特集上映などの活動の中心になっている鈴木健介監督が、「ほらふき丹次」はおもしろいですよ、ということをにおわせていたので、期待して見たが、ほんとにおもしろかった。
大正初期というから1910年代の北海道が舞台。その同じころから'30年代ぐらいまでのアメリカ映画の、いなかを舞台にしたもののような感じがある。開拓者の村のはなしだ。
主人公の丹次は、藤田進。「芥川賞作家・寒川光太郎の『ど・たいほう伝』を読んで感激した藤田進が、自ら作者と交渉して映画化権を譲り受けた」とチラシの解説にある。その意欲はみごとに生きて、この映画の藤田進はすばらしいかがやきをはなっている。
丹次というキャラクターがおもしろいのである。アダ名のとおり、ほらふきなのだが、性格はまっ正直。なのだが、故人の猟銃をちゃっかりとチョロまかして平然としている。矛盾していて、単純剛直のようでいて複雑な性格なのである。破綻すれすれの、そういう性格描写が、いま見るとおもしろい味わいを感じるのだが、'54年当時は失敗していると見られ、評価されなかったと思われる。
安西郷子(美しいアップが多用されている)との恋の悲劇的な結末も、当時はマイナスにはたらいたのではないか。
再評価されるべき1本ではないかと思う。
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