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http://tokyo-lgff.org/2009/
第18回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 2009/7/10~7/20

加藤久徳(映画ライター)
「An Englishman in New York」
「アイ・アム・エイリアン~」で始まるスティングの同名曲のモデルになったという老作家クエンティン・クリスプのアメリカ時代を描く伝記的映画。映画『エイリアン』で知られるマニア的名優ジョン・ハートがニューヨークのエイリアン(異邦人)演じるなど、それこそマニアの僕には絶妙のキャスティングである。
たった75分の映画だが、時代の推移を巧妙におさめた脚本の上手さと、気品すら漂うジョン・ハートの好演で最良の映画となった。見終ったあとの余韻も大きい。年号こそ出てこないが、映画『トッツイー』(82)の登場で時代が特定出来る。その後に現れる“エイズ禍”だが、同時代的に当時、自分が友人の一人に「エイズって知ってる?」と、真顔で聞いたあの頃が思い出されて懐かしい。ストレートの目で見れば他人事の世界であった。主人公がトークショーでエイズ問題を問われたとき、「あんなのは流行病よ」と一蹴するシーンは、今だからこそバカなことを言ってと思える言葉だが、当時の僕がそれを聞いたら「フ~ン。成程ね」と相槌を打ったと思う。リアルタイムなんてそんなもんだ。この『イングリッシュマン・イン・ニューヨーク』を感動的な映画と平然と書けるようになった。僕も世の中も変わった。
ロバート・デ・ニーロに負けない肉体派成りきり俳優J・ハートは、最初から老人を演じているが、20年間の肉体の衰えを肌にも声にも足取りにも表現して見事。熱演も多いのにオスカーには無縁。アカデミー協会は彼を差別しているのか?
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