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http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=139 2010/10/24、26 東京国際映画祭で上映

皆川ちか(ライター)
下町でありながら渇いて、家族でありながら他人行儀。「東京人間喜劇」からさらに透明感深まり淋しさといかがわしさの強まった深田晃司監督の東京は、上京者にもなじみます。
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http://www.toscana-gansaku.com/ 2011/2/19公開
 
高崎俊夫(編集者)
アッバス・キアロスタミの新境地を示す新作。トスカーナの田舎町に講演に訪れたイギリス人の作家、男に心惹かれ、ドライブに誘う子連れのシングル・マザー。
イタリアのめくるめく陽光を浴びつつ、夫婦と勘違いしたカフェの女主人の言葉をきっかけに、ふたりは、十五年連れ添った倦怠期の夫婦を演じるというゲームに興じる。しかし、ふりをすること、<演技>と<真正な感情>の境界が次第にあいまいとなり、ふたりは、この危険な、しかし刺激的でもある遊戯の深みにはまっていく。
虚構とリアルという主題を常に追求してきたキアロスタミは、時には、まるでロベルト・ロッセリーニの『イタリア旅行』のように切実なタッチで、時には、アラン・レネの『去年マリエンバートで』を思わせる迷宮感覚で描き出す。中年女の色香をむき出しにして迫るジュリエット・ビノシュが圧巻である。
http://www.ddp-movie.jp/woodstock/ 2011/1/15公開

まつかわゆま(シネマアナリスト)
10年くらい前になるかな、ウッドストックのコンサートがここで開かれたという町に行ったことがある。ニューヨーク州のキャッツキルというところで、マンハッタンから電車で40分くらいのところ、かな。駅に降りたらなぁぁぁんにもなくって、目的地(世界最大の万華鏡)までどうやって行けばいいか、親子三人途方に暮れたっけ。で、駅にあった電話でタクシーを呼んで駅から30分くらいもうちょっとかな、行ったところにその町はあったんですね。正確には、町はなくて、世界最大の万華鏡のある元・牧場の建物があっただけなんですが。つまり、そんな、なにもないところ、なんですよ。ウッドストックのコンサートをやったところって。で、帰りに駅まで送ってくれた人に、「この辺でウッドストックのコンサートがあったんですってね。あなたも行きましたか? うらやましいですね」なんて言ったわけですよ。そうしたら「いや、私は当時警官で、たいへんでしたわ」。町の人たちにはコンサートもそこに集まってきた人も、ヨソモノでしかなかったんだなと感じまして、私たちはシュンとなってしまったわけです。
が、なんでまたそんな保守的でなんにもないところで、ウッドストックのコンサートが開かれることになったのか、そのときはどんなだったのか、というのが『ウッドストックがやってくる!』という映画です。
昨年のカンヌで見て二回目。もともと舞台裏ものが大好きなので、とても楽しかったんですが、そこに親離れ・子離れのモチーフとか、ユダヤ系移民の世代間ギャップとか、町おこししなくちゃと焦るけれどちっとも歩み寄らない町の人たちとか、ベトナム戦争帰還兵のPTSDとか、野外音楽フェスにむらがる資本家に対するクリエイターのかまえとか、当時の前衛演劇グループの芝居とか、いろいろ盛り込んであって、それがまたおもしろい。この時代のサイケデリックなビジュアル・アートを意識したからだと思うんだけど、LSDでラリっているときの主人公の主観シーンが万華鏡っぽかったりするのも、万華鏡博物館学芸員としては見逃せません。
ウッドストックのコンサートについての映画なのに、演奏シーンが出てこないのも、アン・リー監督は確信犯。ポスターのコピーに「時代は舞台裏で作られる」とあるんだけど、まさに「ウッドストックのコンサート」という「時代・世代」を作った「舞台裏にいた人たち」を、「舞台裏で起こっていたこと」を見せる映画なのね。コンサートで演奏したアーティストやその歌、ではなくて。
この野外ロック・フェスを作り上げた人はカリスマチックな人なんだけど、この町にコンサートを誘致した主人公は、なんともさえない青年なの。その彼が変わっていくのが映画のメイン・プロット、成長物語なんだな。で、この主人公には見ている人が共感できる、というより、自分のほうがましかもしれないって思うわけ。そんな、ルーザーと自負してしまった青年の新規巻き直しと出発を描いてくれる。とぉぉぉくの方から、音楽が聞こえてきて、彼は舞台の方へ向かうのだけれどなかなかたどりつけない。それでもいいの。そこにいることがウッドストックのコンサートだから。そういう感じ。自分がそこにいる、一員である、参加しているって感じ。それが、舞台とかイベントとか、コンサートとか、何かを作る、ってことなんだと思う。そして、その経験は、人を変え得るんだよね。自分を変えられるんだよね。だから、好きなの舞台裏って。
久しぶりに「楽しい映画を見たなぁ」って思わせてくれた作品でした。
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 新作映画の公開に先立ち、映画会社は宣伝のため、「試写室」と呼ばれる映写施設で上映会を行なう。
 これは「試写室」に出入りすることを許された、映画を見るプロたちが推薦する最新作をランキング形式で発表する企画。 すなわち、真の必見作がここにある!

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